英語教材への過剰な期待
町に氾濫している数々の英語教材。でも、あまり当てにしない方が。「英語は簡単」と大げさに宣伝しているものほど、ご用心!
- 聞き流すだけで、ある日突然!?...... 突然心筋梗塞になることはあっても、突然英語がわかるようにはなりません。誰か外人がのりうつりでもしない限りはね。
- この装置をつかえば、あっという間に.... これも気をつけましょう。あなたの過剰な期待を間違いなく裏切ってくれます。
- 町の通りで勧誘する何十万もする教材セット。デート販売もどきのものもあり手を出してはいけません。勧誘のおねぇちゃんに「ナントカく〜ん、やってみようよぉ」とか気安げに誘われても、「な〜にぃ?」と愛想よく返事をしたらいけません。
- 実は教材は値段には関係ありません。NHKの英語教材でもまじめにやれば、何十万の教材と遜色なく効果を発揮します。
- 極端にいえば、TOEIC400ほどの初心者のうちは中学生の時の教科書を見返すだけでもよいくらいです。基本的な文法もわからずに、会話も何もありません。
- 学校も教材も、結局ユーザーがマジックのような効果やショートカットを期待するからいかん訳です。マジックもショートカットも全然ないと理解してから始めましょう。
- 英会話の雑誌や本は値段も安いのでリスクは少なく、また非常にいいものがたくさんあります。特にいろいろな英語学習月刊誌をいろいろな角度から総合的に出版している会社などにはいいものが多いです。勉強方法をいろいろ書いている本も多く、参考になります - アルク出版などがいい例だと思います。ここはいろいろ通信教育的なコースをだしてて有名ですよね。ここでやってる1000時間ヒアリングマラソン などは中級者が一度はやってみる価値のあるチャレンジだと思いますよ。特にその中のインタビューの部分は上級者でもとてもいい勉強になる腰のある内容です。